香港の方の帰化申請の手続き

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香港の方の帰化申請の手続き

はじめに

香港の方の帰化申請について解説します。
香港は歴史的に、一国二制度、という形での統治が行われてきました。
イギリス領であった時代と、中国に返還されてからの統治など、複雑に制度が絡み合っています。

また、香港からの帰化申請は事例がかなり少ないこともあり、正確な情報が少ない、というのも現状です。

香港人という国籍はないので、正確には香港居民としての権利をもつ人というべきでしょうか。

香港は中華人民共和国に返還されていますから、国としては中国です。
中華人民共和国国籍法では日本と同じように二重国籍は認められていませんから、
香港国内に中華人民共和国と他の国との多重国籍を持つ人は存在しません。

しかし便宜上、香港居民が中国以外のパスポートを持つことは禁じられていません。
このため、日本も含む外国においては、SAR旅券なのかBNO旅券なのか、あるいは双方を所持しているのか、さらに他の旅券なのかで国籍の取り扱いが決定し、帰化申請においても国籍条件上の取り扱いが大きく変化し、さらに同じ香港居民であっても帰化申請の進め方が大きく変わる可能性があります。

このため、香港人の帰化申請は受付から許可まで早くても1年から2年、長引けば3年以上かかる辛い申請となります。

香港からの帰化申請を複雑にしているのは、

その人その人の状況に合わせて、例えば

①香港で父母も申請者本人も出生した場合。
②父母が中国本土で結婚し申請人本人も中国で出生しその後、 香港に移住した場合。
③中請人本人までは②の場合で、 その後弟や妹が香港で出生した場合。
④その他様々な例が考えられます。

など、申請の方法、 提出書穎が変わることです。

そのため、 一概にこの方法ですべてOK、 ということができません。

この記事では、一般的な帰化申請の方法をお伝えして、
その後当法人で担当させていただいた香港からの帰化の事例をご紹介します。

この記事を読んで、ご自身の帰化を考えている方は、
是非、香港からの帰化経験が豊富な当法人に一度お問い合わせください。

香港人の帰化申請の手続き

香港人の方が日本人になる手続きについて解説していきます。

香港人の帰化申請手続きの流れ

住所地を管轄する法務局・地方法務局又はその支局(国籍課・戸籍課)での相談

専門家への相談

行政書士など

受任・報酬の決定

香港の登記事項証明を申請

申請(必要書類)の収集

その他の書類の詳細については日本国籍(帰化)必要書類ご参照

提出書類の作成・点検

国籍証明書の取得

法務局・地方法務局又はその支局に申請

書類の点検

諸官庁照会

  • ※諸官庁(申請人の申請内容にかかる)
    • (1)法務省秘書課個人情報係
    • (2)税務署
    • (3)年金事務所
    • (4)市区町村役場
    • (5)警視庁(その他管轄都道府県警)
    • (6)公安調査庁

    など

書類審査・調査開始

審査面接(インタビュー)・追加提出書類指示・補完

法務大臣(法務省民事局)へ進達

法務大臣決済

許可(見込み)

法務省民事局事務連絡
(国籍喪失の指示)

法務局から申請人へ通知

国籍喪失(中華人民共和国)

法務局受理

法務大臣(法務省民事局)へ進達

法務大臣決済

許可

官報告示

官報の入手方法ご参照

法務大臣(法務省)通達

法務局から申請人へ通知

帰化許可後の手続きご参照

帰化届の提出・在留カードの返納

新戸籍編製・住民票(職権記載)

不許可

法務局から申請人へ通知

再申請に挑戦

帰化再申請ご参照

香港人の本国書類の説明

現在香港人で、日本に帰化したい、日本人になりたいと思っている方向けに、このページでは香港の方がどのような手続きを踏めば日本人に帰化できるのか、そのための申請手続きの流れや注意点を解説します。

香港人の帰化の手続き
香港人の帰化手続きで重要な点は、
・香港の登記事項の取得
「出生公証書」
・本人
・兄弟姉妹
・子供

「婚姻公証書」
・父母
・本人

「離婚公証書」
・父母
・本人

「死亡公証書」
・父母兄弟姉妹(子供)

・国籍離脱の手続き
の2点です。

まずは一般的な帰化の手続きの流れをおさらいしましょう。
下記のページをご確認ください。
帰化手続き
帰化申請の要件(要件についての解説はこちら:帰化とは?永住との違いを解説)

それでは次に、日本国民との関わりがある場合についての手続きの流れの中で、
必要な書類について解説します。

香港人が帰化するための必要書類(一欄)

1. 帰化許可申請書
2. 親族の概要を記載した書類
3. 帰化の動機書
4. 履歴書
5. 生計の概要を記載した書類
6. 事業の概要を記載した書類
7. 住民票の写し
8. 国籍を証明する書類
9. 親族関係を証明する書類
10. 納税を証明する書類
11. 収入を証明する書類
12. 在留歴を証する書類
上記の他、運転免許証や運転記録証明書等も必要となる場合があります。

帰化するために必要な書類の詳細はは「帰化必要書類」のページで確認してみてください。

香港人が帰化するときの注意点(素行要件)

素行要件については、国籍法第5条第1項3号に規定されています。
素行要件についての「意義」は、素行善良(即ち法律を遵守し日常生活においても住民として社会的に非難される事のない生活を営んでいる事を意味します。)端的にいうと真面目な人間か?という事になります。

したがい、この要件の範囲は広範囲に渡り、重大犯罪から公序良俗(公の秩序又は善良の風俗)つまり、道徳的なものに迄及ぶ事になります。
したがって、素行が善良であるかどうかは、犯罪歴の有無や態度、有罪判決を受けた者や執行猶予中の者は一定期間申請ができない事になります。
そして、納税の義務や年金加入の義務を果たしているかどうか等の状況や一般社会への迷惑行為等の有無を総合考慮して通常人を基準として、社会通念によって判断されることになります。

犯罪歴は必ず調査される事が原則です。

したがって、申請時点で犯罪について虚偽申告や隠匿申請その他帰化の要件を満たさない事情がある場合には必ず不許可になります。
(この場合には、専門家に相談しあらためて不許可になった事情を精査【詳しく細かく調べること。】し、再申請を準備する事になります。) 参考:帰化再申請

特に税務関係(個人の場合源泉徴収、課税・納税証明など)の提出書類は多岐に渡り量も多いことから適正な処理(2つ以上の収入がある場合必ず確定申告しているかなど。)がされているかは特に重視されます。納税状況も同一世帯全員の納税証明を提出しなければいけません。

納税義務があるのに1人でも未納税がいれば申請は受付されません。
即ち家族は同一生計であるので、家族の内1人でも未納者がいれば「脱税者」家族となるからです。

加えて年金についても厳しく審査されますので未納期間があった場合や、同一生計者の中に未納者がいる場合には申請前に是正する事が重要です。

素行要件チェックリスト

下記のリストは当所が長い間帰化にかかわった中で実際に素行要件に該当した実例です。

この素行要件の中で特に多いのが、入管法違反と交通違反です。
入管法違反については、事件からの経過年数・経緯など様々な観点からいつの時期だったら申請ができるかなど当所にご相談ください。
次に交通違反については、日本に長期在留すればする程又、通勤や運転を職業とする方は違反の頻度も高くなり回数も増える事は必然です。
違反や事故の回数、程度により具体的取り扱いが異なりますので当所にご相談下さい。

香港人が帰化するときにの注意点(国籍喪失)

香港人が帰化する際に注意する点としては、以下のことが挙げられます。
・各事項証明の取得
・国籍離脱の手続き ※(BNO)パスポートがある場合には、別個の手続きが発生します。
・翻訳文の添付
(下記は香港の身分を証明する書類)

まとめ


各登記事項の取得は時間がかかるので、早めの対応が必要です。また、国籍離脱の手続きについてもタイミングが重要で、日本への帰化手続きが許可(法務省からの指示)された後に行うことが重要です。
(万が一不許可になった場合、無国籍になってしまうおそれがあるため)

よくある質問

Q1 帰化申請の相談は無料ですか?
A: 原則無料です。(ただし、再申請や申請中などは有料になります。)

Q2 帰化申請を依頼した場合,状況によって追加料金は掛かりますか?
A:オプションプランが発生しなければ、基本追加料金はかかりません。

Q3 帰化申請に必要となる香港の各登記事項を代わりに取得してもらうことはできますか?
A:本国の証明は、ご本人ないし父母など身内の方になります。

Q4 帰化申請の相談は,中国語に対応していますか?
A:中国語のできるスタッフがおりますので、ご対応可能です。

Q5 本国書類を翻訳してもらうことはできますか?
A:フルサポートプランは10枚まで無料となります。(ただし、英語、韓国語、中国語のみ)

Q6 法務局へ行く際に同行してもらうことはできますか?
A:フルサポートプランは同行いたしますのでご安心ください。

Q7 帰化が不許可になった際、再申請はできますか?
A:再申請は可能です。ご相談ください。

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